明日の日本を真剣に考えよう!

 

戦後復興に向けて国民が一丸となって働いていた

昭和の時代は、企業は社員を大切にしていました。

「人は石垣人は城」と歌われていたように、

企業は社員を家族のように大事にし、社員は会社のために

身を捧げる思いで働いてきました。

 

国民が明日の希望を抱いて働いてきた結果、

日本は経済復興できたのです。

一時は世界第2位の経済大国にまで昇りつめたのですが、

今の日本の現状は韓国にも遅れをとる、という

まったく惨めな状態です。

 

何時から日本は三等国になり下がったのでしょうか?

 

政治は長い間、大企業優先で法人税の値下げ、

消費税の増税という国民生活に負担を背負わせてきました。

 

そして日本の大企業は派遣社員を使い捨て、投資家の

動向ばかり気にして、利益の内部留保を優先させています。

この状態が変わらなければ、日本の経済状況はますます

先が見えなくなり、国民所得は上がらず重い税負担に

暮らしは先細りになるでしょう。

 

日本銀行は経済の指標を示し政治に左右されない、

立場を間違えて紙幣を刷りまくったツケが回ってきて、

アメリカの金利対策に反応できない無策な現状では、

日本の経済の先行きは円安傾向が続き、輸入物価の

高騰が続くでしょう。

 

日本は25年間もデフレから脱却できず、そのまま

スタグフレーションに突入しました。

また、世界情勢が不安定要因のためにエネルギー関連の

高騰が国民生活を増々厳しい状況に追い込んでいます。

 

戦後の日本には私利私欲のない立派な経営者が多くいました。

松下幸之助」「本田宗一郎」「土光敏夫」「石坂泰三」

井深大」「桜田武」「出光佐三」「小林一三」これらの

優れた経営者の活躍で日本は世界第2位の経済大国に

昇りつめる事が出来たのです。

 

昭和から平成になり令和になるにつれ、日本の経営者の

器が小さくなって、偉大な先人に顔向けできない現状が

続いています。

 

今、日本の経営者が原点に戻って人を大切にする経営を

すれば、もっと優れた社員を輩出することが出来るでしょう。

 

戦後の日本国民の意識と今の国民意識には大きな違いがあります。

今の国民意識はいろいろマイナス要因がありますが、

夢や希望を失っている人が多すぎます。

 

明日の希望が必ず実現できる社会を目指して一人一人が

助け合いの社会を心がけて作っていきましょう。

 

そうすれば必ず日本は世界に誇れる偉大な国になることが出来ます。